クラウドリース ソーシャルレンディング

クラウドリースで一斉遅延発生!マネオファミリーの信用!原因と今後は?<追追記>

はいどうもソーシャルレンディングの通知簿の運営するエニートです。

<追記>

最近はクラウドリースの債権回収率がどれくらいになるのか?というのが話題になっていますが(おそらく1%以下)、復習もこめて何があったのか???というのを再度確認していきたいと思います。

<以上>

今回はクラウドリースが一斉遅延をおこした件について記載していきたいと思います。

個人的には本件はグリフラほどの悪意はないが、危険性としてはそれなりに高い。そしてその責任はクラウドリースよりもマネオマーケットのが重い。

ただ追記になりますが、本件は詐欺の可能性も高まってまいりました。今回はその点につきましても解説を行っていきたいと思います。

<追記>

各ファンド毎の事業者返済の計画は1月16日に提出を要求。

その後1月18日にその状況報告を行うという計画になっています。

率直にいって投資家はまずこの期日まで、クラウドリースの様子見を行うという戦略でいいでしょう。

無論当ブログでもクラウドリースの監視を行い、何か動きがあればすぐに記事にしていきたいと思います。
<追追記>
各ファンドを調べてみたのですが、イグジットが近く、元本の棄損を起こさなくても済みそうなファンドもありました。

そのファンドについても記載していきたいと思います。

またクラウドリースより分配金の誤表記がありました。何故これがおきてしまったのでしょうか?

1月29日 追記

EA社向けがまたイグジットに近づきました。その件についても記載していきたいと思います。

マネオ本体でクラウドリースファンドが募集されている可能性についての疑問が投げかけられました。その可能性についても記載していきたいと思います。

2月6日<追記>

ついに全案件で償還が停止されました。

はっきり言えば最悪の可能性が高くなってきました。その点に触れていきたいと思います。

4月9日追記

そしてついにクラウドリースは投資家への全ての支払いを停止すると発表しました!その点もどういったことなのか解説していこうと思います。

<追記>

正直ほとんど詐欺のような事件になってしまいましたが、より調べたところ、マネオのT社長に正直大きな責任があります。(むろんクラウドリース社長にも背金はありますが。)

途中まで事業をやる気があったがT社長のリファイナンスの厳格化によって、つぶされたというのが真相です。

昨年12月のマネオのセミナーの様子。1月の直前までファンドの募集を行ったこと。詐欺罪に問えないのか?という3点についても追記で解説を行いたいともいます。

5月9日 追記

弁護士が回収業務を全力でやっている可能性はありません。そもそもなぜ業務委託をしているのか解説をおこないます。

Contents

クラウドリースで大遅延発生!約60%以上が遅延!?

正直この数字のインパクトはすさまじい。

半分以上の運営金額が遅延するというのはちょっと普通では考えられない。

更に精査したところ約64%ほどの遅延とのことです。

いつもクラウドリースをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
この度、下記融資案件につきまして、2019年1月4日の元利金の未回収が発生いたしました。
期限の利益を喪失した対象ファンドの詳細と今後の債務者からの回収、及び、投資家の皆様への分配について、
以下のとおりご報告させていただきます。

1.融資案件の概要
ファンド名   不動産担保付きプレミアムローンファンド【第2弾】1号
案件名    【事業者F社向け 第104弾】事業性割賦販売ローンへの投資(12ヵ月物)
ファンドID   1595
貸付実行日  2017年12月27日
融資金額   \4,000,000
最終返済日  2019年1月4日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=1595
残高    \4,000,000

ファンド名   不動産担保付きプレミアムローンファンド【第3弾】1号
案件名    【事業者F社向け 第108弾】事業性割賦販売ローンへの投資(12ヵ月物)
ファンドID   1646
貸付実行日  2017年12月28日
融資金額   \4,000,000
最終返済日  2019年1月4日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=1646
残高    \4,000,000

ファンド名   不動産担保付きプレミアムローンファンド【第4弾】1号~2号
案件名    【事業者F社向け 第116弾】事業性割賦販売ローンへの投資(11ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID   1773~1774
貸付実行日  2018年1月31日
融資金額   \14,000,000
最終返済日  2019年1月31日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=1773 他
残高    \14,000,000

ファンド名   2周年記念ローンファンド【第2弾】1号~3号
案件名    【事業者F社向け 第123弾】事業性割賦販売ローンへの投資(10ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID   1882~1884
貸付実行日  2018年2月28日
融資金額   \21,000,000
最終返済日  2019年2月28日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=1882 他
残高    \21,000,000

ファンド名   プレミアムキャンペーンローンファンド62号 第1次募集~第5次募集
案件名    【事業者F社向け 第133弾】事業性割賦販売ローンへの投資(8ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID   2043~2047
貸付実行日  2018年4月2日
融資金額   \40,000,000
最終返済日  2019年4月30日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2043 他
残高    \40,000,000

ファンド名   ゴールデンウィークキャンペーンローンファンド1号 第1次募集~第5次募集
案件名    【事業者F社向け 第141弾】事業性割賦販売ローンへの投資(7ヵ月物~11ヵ月物)
ファンドID   2181~2185
貸付実行日  2018年5月1日
融資金額   \50,000,000
最終返済日  2019年4月30日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2181 他
残高    \50,000,000

ファンド名   成立ローン100億円突破記念ローンファンド【第1弾】1号~6号
案件名    【事業者F社向け 第143弾】事業性割賦販売ローンへの投資(7ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID   2235~2240
貸付実行日  2018年5月31日
融資金額   \60,000,000
最終返済日  2019年5月31日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2235 他
残高    \60,000,000

ファンド名   登録ユーザー数5000人突破記念ローンファンド【第5弾】1号~7号
案件名    【事業者F社向け 第156弾】事業性割賦販売ローンへの投資(6ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID   2465~2471
貸付実行日  2018年6月29日
融資金額   \70,000,000
最終返済日  2019年7月1日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2465 他
残高    \70,000,000

ファンド名   お中元ローンファンド【第2弾】1号~9号
案件名    【事業者F社向け 第163弾】事業性割賦販売ローンへの投資(4ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID   2599、2626~2633
貸付実行日  2018年7月31日、8月10日
融資金額   \79,993,732
最終返済日  2019年7月31日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2599 他
残高    \79,993,732

ファンド名   サマーキャンペーンローンファンド11号 3ヵ月運用~12ヶ月運用
案件名    【事業者F社向け 第173弾】事業性割賦販売ローンへの投資(3ヵ月物)第2次募集~(12ヵ月物)
ファンドID   2744、2776~2783、2788~2794、2806、2808~2809
貸付実行日  2018年8月31日、9月7日、9月12日
融資金額   \107,973,998
最終返済日  2019年9月2日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2744 他
残高    \107,973,998

ファンド名   プレミアムキャンペーンローンファンド72号 第1次募集~第2次募集
案件名    【事業者F社向け 第172弾】事業性割賦販売ローンへの投資(第1次募集~第2次募集)
ファンドID   2743、2785
貸付実行日  2018年8月31日
融資金額   \16,000,000
最終返済日  2019年9月2日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2743 他
残高    \14,479,654

ファンド名   決算!大感謝キャンペーン ローンファンド 2号 2ヵ月運用~11ヶ月運用
案件名    【事業者F社向け 第184弾】事業性割賦販売ローンへの投資(2ヵ月物~11ヵ月物)
ファンドID   2925~2933、2941~2942、2965
貸付実行日  2018年10月1日、10日、19日
融資金額   \119,998,342
最終返済日  2019年9月30日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2925 他
残高    \119,998,342

ファンド名   短期特別キャンペーンローンファンド【第1弾】2号~8号
案件名    【事業者F社向け 第193弾】事業性割賦販売ローンへの投資(2ヵ月物)~(5ヵ月物)第2次募集
ファンドID   3035~3039、3050、3060
貸付実行日  2018年10月31日、11月5日、13日
融資金額   \99,815,214
最終返済日  2019年4月30日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=3035 他
残高    \99,815,214

ファンド名   不動産担保付きローンファンド【第16弾】1号~3号
案件名    【事業者M社向け 第120弾】事業性ローンへの投資(10ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID   1892~1894
貸付実行日  2018年2月28日
融資金額   \24,000,000
最終返済日  2019年2月28日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=1892 他
残高    \24,000,000

ファンド名   不動産担保付きローンファンド【第18弾】1号~5号、8号~9号
案件名    【事業者M社向け 第136弾】事業性ローンへの投資(8ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID   2032、2034~2037、2086~2087
貸付実行日  2018年4月2日、10日
融資金額   \49,992,787
最終返済日  2019年4月30日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2032 他
残高    \49,992,787

ファンド名   不動産担保付きローンファンド【第20弾】1号~6号
案件名    【事業者M社向け 第145弾】事業性ローンへの投資(7ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID   2122~2127
貸付実行日  2018年5月1日
融資金額   \60,000,000
最終返済日  2019年5月31日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2122 他
残高    \60,000,000

ファンド名   テンダーグリーンローンファンド【第3弾】1号~6号
案件名    【事業者M社向け 第162弾】事業性ローンへの投資(7ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID   2312~2317
貸付実行日  2018年5月31日
融資金額   \60,000,000
最終返済日  2019年5月31日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2312 他
残高    \60,000,000

ファンド名   テンダーグリーンローンファンド【第4弾】1号~8号
案件名    【事業者M社向け 第168弾】事業性ローンへの投資(5ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID   2409~2416
貸付実行日  2018年7月2日
融資金額   \34,000,000
最終返済日  2019年7月31日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2409 他
残高    \34,000,000

ファンド名   プレミアムキャンペーンローンファンド68号 第1次募集~第8次募集
案件名    【事業者M社向け 第169弾】事業性ローンへの投資(5ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID   2421~2428
貸付実行日  2018年7月2日
融資金額   \68,000,000
最終返済日  2019年7月31日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2421 他
残高    \68,000,000

ファンド名   夏祭りローンファンド【第4弾】1号~11号
案件名    【事業者M社向け 第192弾】事業性ローンへの投資(3ヵ月物~12ヵ月物)
ファンドID   2742、2763~2770、2786~2787
貸付実行日  2018年8月31日、9月7日
融資金額   \89,986,966
最終返済日  2019年9月2日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2742 他
残高    \89,986,966

ファンド名   決算!大感謝キャンペーン ローンファンド 1号 2ヶ月運用~11ヶ月運用
案件名    【事業者M社向け 第197弾】事業性ローンへの投資(2ヵ月物~11ヵ月物)
ファンドID   2916~2924、2939~2940
貸付実行日  2018年10月1日、10日
融資金額   \119,997,345
最終返済日  2019年9月30日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2916 他
残高    \119,997,345

ファンド名   短期特別キャンペーンローンファンド【第2弾】1号~5号
案件名    【事業者M社向け 第202弾】事業性ローンへの投資(1ヵ月物~5ヵ月物)
ファンドID   3034、3052~3055
貸付実行日  2018年11月5日、13日
融資金額   \100,000,000
最終返済日  2019年4月30日
URL      https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=3034 他
残高    \100,000,000

2.経過
本件では、CrowdLease社の関連会社である事業者F(以下、事業者F)及び事業者M(以下、事業者M)に対し、
事業者MCの資金需要に対応するための資金をファンド募集させていただきました。それぞれにつきまして資金使途等の概要をご説明いたします。

(1)事業者MCについて
事業者MCは、アミューズメント事業とリサイクル事業を行っております。アミューズメント事業については、
北関東を中心に店舗展開をしています。またリサイクル事業は、不要となる鉄スクラップを中心とした産業廃棄物(以下、「産業廃棄物」)を下取り、
破砕、分別処理をして後に再販を行う事業です。
アミューズメント事業においては、営業用動産設備の新規購入のための資金申込及び運転資金が主たる需要となります。
またリサイクル事業においては、産業廃棄物の下取り(仕入れ)のための購入費用が主たる需要となります。

(2)事業者Fを通じた事業者MCの資金需要への対応
CrowdLease社の関連会社である事業者F(以下、事業者F)に対し、事業者MC所有の営業用動産設備(以下、対象動産)の買取資金を融資するため、
総額約6億8,670万円を募集させていただきました。
改めて本件の事業スキームをご説明いたしますが、事業者MCから対象動産を商社経由で事業者Fが買い取ります。
事業者Fは事業者MCに対して同一の対象動産を割賦にて販売する内容の売買契約を締結致します。
この代金を事業者MCが支払い終えるまでは、事業者Fが対象動産の所有権を持つことになります。
事業MCにとりましては、対象動産を一度売却したことにより売買代金を得る事で、対象動産の使用を継続したままに、
バランスシートの圧縮をしながら資金調達に相当する効果を得ることになります。
事業者Fは、対象動産の支払について、約束手形の受領、商品在庫を集合動産譲渡担保として設定、
取引にかかる契約の公正証書化といった追加の保全措置を講じて参りました。

(3)事業者Mを通じた事業者MCの資金需要への対応
CrowdLease社の関連会社である事業者M(以下、事業者F)に対し、
事業者Mのアミューズメント事業における営業用動産設備の新規購入のため、並びにリサイクル事業における産業廃棄物の下取り(仕入れ)のための購入費用のため、
総額約6億590万円を募集させていただきました。
事業者Mは、融資の担保として事業者MCの店舗不動産に対する根抵当権の設定や約束手形を受領、
売掛金等の集合債権譲渡担保の設定、リサイクル事業において使用する重機や車両及び商品在庫の集合動産譲渡担保の設定、
取引にかかる契約の公正証書化、株式への質権設定(議決権の80%取得)といった保全措置を講じて参りました。

(4)経緯
上記(2)、(3)の事業スキームによる事業者MCの資金支援に取り組んで参りましたが、この数か月間の資金調達環境の影響もあり、
最終資金需要者の資金ニーズに即応できるだけのファンド募集がしがたい状況となって参りました。
かかる状況を踏まえまして、CrowdLease社としては、投資家の皆様からのファンド資金に加えて、
別ルートによりCrowdLease社が調達した資金を原資とするといった代替対応策を採りながら、
事業者MCを含む最終資金需要者の資金ニーズに対応し、資金支援を行ってまいりました。
しかしながら、資金調達環境の変化については更に急激なものとなって参りました。
これを受け、2018年12月以降はCrowdLease社としても新規ファンド募集に係る審査を継続しつつも、
事業者MCを含む数社の最終資金需要者に対しては、事業者F、事業者Mを介して、
新規ファンド募集以外の別ルートでの資金調達を促す等の対応もして参りました。
事業者MCからは、支払猶予等の申し入れもございましたが、そもそも、事業者F・事業者Mによる資金支援の原資はファンド資金に由来するとの性質上、
上記申入れは応諾いたしがたいものであり、1月4日の支払期日が迫る中で代替案の検討に十分な時間的余裕もないまま、
結果として、1月4日に支払期日を迎えた元利金の一部の支払がなく、総額で約10億8320万円の延滞の取り扱いとなりました。

3.回収の見込み
上記2(4)にも記しましたが、事業者MCから事業者F・事業者Mに対して、事業収益による長期での分割支払いの申し出がありましたが、
あわせて、事業者MCは、早期の債務圧縮に向けたと取り組みをいたしております。アミューズメント事業における店舗売却に向けて購入希望者との交渉中です。
また、リサイクル事業に関し、スポンサー候補企業との間で業務資本提携に向けて協議中です。
現時点において確定した目途はございませんが、向こう数か月以内での実行に向けてのものとなります。
回収に関してお伝えすべき事項がございます場合には、速やかに投資家の皆様にもメールにてご報告いたします。
なお、念のため申し添えますが、事業者MCはご案内のとおり、今回の延滞を理由にした倒産等の法的整理はしておらず、今後も営業を継続する意向です。
CrowdLease社は、事業者MCから提示を受ける予定の支払計画、店舗売却、業務資本提携の交渉状況を注視し、
事業者F・事業者Mと協議しつつ臨機応変に対応する所存です。
maneoマーケット社は、CrowdLease社に対して、投資家への定期的な回収状況の報告と回収促進を継続して要請して参ります。
投資家の皆様には一刻も早く分配が行えるよう、また、回収の最大化が図れるよう、上記の回収方法の実行状況とともに、
お伝えすべき事実につきまして、速やかにメールやホームページで報告いたします。

4.今後の状況報告について
(1)1月18日を目途に、再度、状況のご報告をさせていただきます。
(2)回収の進捗状況等につきましては、(1)以降、定期的にメールにてご報告いたします。

該当しない投資家の皆様には
(1)「返済実績一覧」ページの「延滞債権/デフォルト債権一覧はこちら」にて状況報告をさせていただきます。
(2)また、(1)に加えて状況報告することが適当と考えられる事項が生じた場合には、
「お知らせ」にてお伝えさせていただく予定です。

maneoマーケット株式会社 よりクラウドリース公式サイト

 

これだけ一斉に遅延すると正直すさまじいなというのが感想です。

とはいえ状況次第ではありえるなと思うのがこのニュースの所感。

クラウドリースはリファイナンスを元に運用されているファンドが多い!

クラウドリースの貸し付け先はアミューズメント。

平たく言ってしまえば日銭商売をしているパチンコ屋が中心。

そしてその貸し付け先は年商数十億程度の小中規模のホールが中心になります。

最近のパチンコ台は1台60万円を超えるのもざら。とても新台では買えない中小ホールはリース契約などで、顧客に訴求します。

このような中小ホールは借り換えなどで乗り切っている(リファイナンス)ことも多い。

つまり最近マネオで多発しているようなリファイナンス要件の引き締めがあった場合、クラウドリースのファンドがとまってしまうということは大いにあり得ます。

<追追記>資金の分別管理は行われており、あくまで最終貸し付け先が返済できない

比較の対象が最低限のことができていなかったグリフラになってしまいますが、クラウドリースは最低限やらなければならない資金の分別管理はしております。

本件はあくまで最終貸し付け先がリファナンスができなくなった結果、多くのファンドで期限の利益の喪失となった。(責任はマネオマーケットのT社長にあると言っても過言ではない。)

そしてファンド毎に状況が異なります。
クラウドリースの遅延ファンドは全部でC社、FC社、JA社、ME社、PA社、SB社、TC社、TD社、MC社、EA社、DB社。
そのうち状況が異なるのがEA社とMC社、そしてその他という風に分けられます。

詳しくはクラウドリースの一斉遅延ファンド!イグジットが近く元本割れしないファンドは?をご参照ください。

EA社、MC社以外は長期での分割返済を希望

3.回収の見込み
上記2にも記しましたが、事業者Cから事業者F・事業者Mに対して、事業収益による長期での分割支払いの申し出がありました。事業者Fは、事業者Cに対し、1月16日を目途に支払計画を提出するよう要請しております。クラウドリース公式サイトより

上記は一例として事業者C社を出していますが、他の事業者も同じ内容です。

私は事業収益による分割支払いを認めるべきだと考えます。

1 マネオマーケットが突如としてリファイナンスの基準を厳格化したことが原因で、最終貸し付け先に原因はない。

2 パチンコは日銭商売の為、長期であれば返済の可能性は考えられる。

状況としては厳しいですが、まずは分割支払いでの解決策を見つけるべきです。

事業者MC社の最終貸し付け先の状況。

こちらも回収の見込みについて記載していきたいと思います。

3.回収の見込み
上記2(4)にも記しましたが、事業者MCから事業者F・事業者Mに対して、事業収益による長期での分割支払いの申し出がありましたが、あわせて、事業者MCは、早期の債務圧縮に向けたと取り組みをいたしております。アミューズメント事業における店舗売却に向けて購入希望者との交渉中です。また、リサイクル事業に関し、スポンサー候補企業との間で業務資本提携に向けて協議中です。現時点において確定した目途はございませんが、向こう数か月以内での実行に向けてのものとなります。回収に関してお伝えすべき事項がございます場合には、速やかに投資家の皆様にもメールにてご報告いたします。
なお、念のため申し添えますが、事業者MCはご案内のとおり、今回の延滞を理由にした倒産等の法的整理はしておらず、今後も営業を継続する意向です。
CrowdLease社は、事業者MCから提示を受ける予定の支払計画、店舗売却、業務資本提携の交渉状況を注視し、事業者F・事業者Mと協議しつつ臨機応変に対応する所存です。
maneoマーケット社は、CrowdLease社に対して、投資家への定期的な回収状況の報告と回収促進を継続して要請して参ります。
投資家の皆様には一刻も早く分配が行えるよう、また、回収の最大化が図れるよう、上記の回収方法の実行状況とともに、お伝えすべき事実につきまして、速やかにメールやホームページで報告いたします。クラウドリース公式サイトより

 

こちらは上記の会社が申し出た長期での分割支払いの提案。それに加えて債務圧縮に向けた取り組みを行っています。

具体的に言えば、店舗の売却と、リサイクル事業での資本提携。

これはおそらくになってしまいますが、MC社は斜陽産業になりつつあるパチンコ業務を売却という形で終わらせ、リサイクル業務での会社の生き残りをかけたいということでしょう。

その戦略の是非は問いませんが、売却がうまくいけば投資家のお金が返ってくる可能性がぐっと高まるのも事実。

ですのでまずは売却に対する動きを見守りましょう。

EA社案件は早期解決の可能性は十分ある!

EA社の回収状況を考えると早期解決の可能性も十分ありえます。

事業計画上の遅延はございましたが、既に保通協の適合検査は始まっており、適合承認を得次第、量産製造を開始し、順次販売を行う予定となっております。アミューズメント事業者からは、注文の引き合いが多数来ておりますので、販売開始となれば、その売却の利益による償還を行えるクラウドリース公式サイトより

保通協とは台の販売許可を出す警察の天下り団体です。

ここの検査を受けるということはもう販売まで正直一歩手前と評価しても問題ありません。

EA社案件は比較的早期で解決できる可能性が高い。

<追記> EA社向けに動きがありました。ファンドの返済に近づいています。

クラウドリースよりEA社向けに動きがあったとメールで連絡がありました。

【クラウドリース】【債権回収に関する報告】EA社
投資家の皆様へ

株式会社Crowd Leaseより、2019年1月9日にご報告いたしました延滞発生の案件につきまして、回収活動状況をご報告させていただきます。
該当の投資家の皆様への続報となります。

掲載日1月10日【延滞発生に関するご報告】は、以下をご確認ください。
https://www.crowdlease.jp/information/news?id=3087

1.回収活動状況について
事業計画上の遅延はございましたが、既に一般財団法人保安通信協会(以下、「保通協」という)の適合検査は始まっており、
適合承認を得次第、製造を開始し、順次販売を行う予定となっております。
アミューズメント機器製造販売事業者EA(「以下、事業者EA」という)からの報告によると、
現状は型式試験中であり、保通協からは2019年2月後半に試験結果を報告する旨の連絡を受けているとのことです。
ただし、機密情報を含んでいることもあり、審査進捗状況に係る確認や問い合わせ等を一切受け付けない協会であるため、状況の詳細を把握することは出来ません。
アミューズメント事業者からは、注文の引き合いが多数来ておりますので、販売開始となれば、その売却の利益による償還が見込まれます。
事業者Mは2月後半に事業者EAから保通協の検査結果の報告を受ける予定です。
現状においては、CrowdLease社としても事業者EAの販売状況を確認し、
売却代金による回収状況を管理することが合理的であると判断しております。

2.今後の状況報告について
引き続き、投資家の皆様には少しでも多くの配当を一刻でも早く実現できますよう、当社は事業者Mと協力し、回収に努めてまいります。
該当する投資家の皆様には、回収の進捗状況等につきまして、引き続き定期的にメールにてご報告いたします。
次回につきましては、2月下旬を目途に状況をご報告いたします。

投資家の皆様には、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
引き続き回収業務に全力を尽くしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。マネオマーケットメールより引用

本件について解説すると太字部分は事実です。

保通協は問い合わせを受け付けません。だからこそこの内容は真である可能性は高い。

ですので本件は注視が必要ですが、イグジットに近づきつつあるというのが私の印象です。

<追記>MC社向けでも返済計画に動きあり!

やはり当初の予測通り、EC社、MC社、そしてその他の業者の順番でイグジットが進んでいくことになるでしょう。

1.回収活動状況について

1月18日付【債権回収に関する報告】でもご報告いたしましたが、事業者MCが現時点で行っている返済に向けた施策は以下のとおりです。
(1)アミューズメント事業における店舗売却に向けた購入希望者との交渉
(2)リサイクル事業におけるスポンサー候補企業との業務資本提携に向けた協議
(3)担保不動産の一部の早急な任意売却着手
以下に各項目の進捗状況をご報告いたします。

(1)アミューズメント事業における店舗売却に向けた購入希望者との交渉
前回ご報告いたしました、アミューズメント事業の譲渡につきまして、
事業者MCが営業店舗として経営する4店舗のうち、2店舗につきましては、既に大手アミューズメント企業が購入意向を示しており、事業譲渡に向けて協議を行っております。
具体的な売却金額、売却予定日につきましては、継続協議事項となりますが、購入意向表明書の提出を受けた上での協議であるという報告を事業者MCから受けております。
この事業譲渡には当社関連事業者Fが所有する営業用動産設備(以下、「対象動産」)の売却も含まれる見込みです。
残りの2店舗のうち、低採算の1店舗(この店舗の動産には保全対象動産は含まれておりません)については1月31日に閉店いたしました。
これによるコスト削減効果は年間3,000万円を見込んでおり、不要な資金流出を抑制することで、投資家の皆様への償還原資を確保いたします。
残り1店舗については、保全措置として所有権移転を留保している対象動産を売却して回収ということになります。
対象動産の評価査定を行った同業の買取事業者へ、対象動産の購入を打診しております。
現在のところ進捗はございませんが、当社は、引き続き事業者F及び事業者MCに対して早期の売却を要請してまいります。

(2)リサイクル事業におけるスポンサー候補企業との業務資本提携に向けた協議
リサイクル事業のスポンサー候補については、3社と協議中と前回ご報告いたしました。
この3社に加えて、ゴルフ場やメガソーラーの発電施設を数か所で運営している事業会社が、
ソーラーパネルの廃棄処分事業を共同で行いたく、事業者MCの経営に興味を持ち、その協議に入っていると事業者MCから報告を受けております。
これらスポンサーとの業務資本提携や事業譲渡により得られる対価からの回収とともに、使用する重機、車両及び商品在庫の換価も含めて回収を実施します。

(3)担保不動産の一部の早急な任意売却着手
事業者MCが所有する北関東エリアの不動産2物件については売却活動に着手しております。
この売却により得られる対価も償還原資に充当していく計画ですが、現在のところ売却見込み額や売却時期を明確にご提示するには至りません。
当社からは、引き続き事業者F、事業者M及び事業者MCに対して早期の売却を要請してまいります。

2.今後の状況報告について

引き続き、投資家の皆様には少しでも多くの配当を一刻でも早く実現できますよう、当社は事業者F及び事業者Mと協力し、回収に努めてまいります。
該当する投資家の皆様には、回収の進捗状況等につきまして、引き続き定期的にメールにてご報告いたします。
次回につきましては、2週間後を目途に回収状況をご報告する予定でございますが、新たな情報が入りましたら適宜ご報告いたします。

投資家の皆様には、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
引き続き回収業務に全力を尽くしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。クラウドリースより

個人的にはクラウドリースのメールには他のマネオファミリーやマネオと異なり、好感を持ちながらメールを読むことができます。

というのもクラウドリースが遅延した原因はマネオマーケットがリファインス要件の引き締めをはかったことが原因です。(クラウドリースには基本的に責任がありません。)

にもかかわらず、投資家に対して誠実に返済計画を立てようとしている姿。この姿勢はグリーンインフラレンディングやマネオの20億遅延ファンドにはない姿勢です。

この報告から見る限り、アミューズメント施設は売却にむけて動き出しており、不採算拠点は閉鎖。MC社は予想通りリサイクル部門での生き残りをかけているようです。

また動産の処分を行うということからも、状況的にも元本の多少の棄損はあるかも知れませんが、

MC社ファンドで投資家が大幅な元本の棄損を被るということは考えずらい。

<追記> マネオ本体でクラウドリースファンドを募集されている可能性!?

読者の方より今現在マネオ本体で募集されている事業性支援ファンドはクラウドリースファンドなのでは?といいう疑問を投げかけて頂きました。

今回の借り手は、事業者C社です。

事業者Cは、事業者DMに対して事業資金とし15億円の融資をいたします。
(借り手は事業者Cとなります。)

今回は、事業者Cに対する融資金として14億9,997万円の内、
4ヵ月物として2億5,150万円を以下の要領で募集させていただきます。

・1億4,045万円(4ヵ月物)(第31次~第38次募集)
・1億1,104万円(3ヵ月物)(第39次~第40次、第61次~第62次募集)

※1ヵ月物~6ヵ月物までを分けて募集させていただきます。
各ファンドの貸付条件をよくご確認の上、
投資ご検討のほどよろしくお願いいたします。

事業者DMはリース業や店舗設備の割賦販売を営んでおり、
全国で多数の販売実績がございます。

返済については、営業設備の販売による売上を原資とし
既に年商約2,000億円以上の国内企業への売却が決まっております。マネオより引用

確かにクラウドリースと同じパチンコファンドです。

ですが本ファンドの貸し付け先はクラウドリースファンドとは残念ながら異なる可能性が高い。

というのも本ファンドは営業設備の売却で有り、年商2000億の超大企業に売却が決まっている。

この規模からもクラウドリースファンドの中小企業支援ファンドと異なる。

そしてこの2000億というのはパチンコ業界でも屈指であり、おそらく業界5位のAグループ。

本ファンドはマネオで昔から募集されている事業性支援ファンドであり、クラウドリースファンドとは残念ながら異なります。

そもそもマネオがクラウドリースをリファインスさせなかったことが原因でおきているのが今回の事件であり、マネオ本体さえ守れれば、投資家&マネオファミリーがどうでもよいT社長が男気をだして助けるというのは非常に考えずらい。

 

 

クラウドリース分配金で誤表記!危機感のなさが原因

1月16日はクラウドリースの分配日だったのですが、誤って正常に分配された場合と同じ分配金額が投資家への異動明細に記載されました。

詳しくはクラウドリースから分配金の誤報!何故おきたのか?をご参照ください。

上記記事を要約すると本件はただのケアレスミス。
ですがこれだけの大遅延が起こしている訳ですらファンドについても細心の注意が求められました。

にもかかわらず、このような単純なミスを起こしてしまう。とても投資家に対して、真摯に向き合っている業者が起こす出来事ではありません。

やはり今はマネオ本体を含むマネオファミリーへの投資は見送った方が吉でしょう。

クラウドリース事業主のT社長には悪い評判はない

ラッキーバンクのT社長のようにバックグラウンドがわからない。みんなのクレジットやグリフラの社長のように悪評まみれということはありません。

数十年事業に携わってきた経験もあるため、クラウドリースが悪意をもってファンドを組成していたということは考えられません。

マネオマーケットがグリフラ問題の影響でリファイナンス要件を引き締めたことが原因。

この数か月間の資金調達環境の影響もあり、
最終資金需要者の資金ニーズに即応できるだけのファンド募集がしがたい状況。マネオマーケットより

 

これは外的要因。つまりマネオマーケットがグリフラ問題をうけてリファイナンス要件を引き締めたことに原因があるとはっきり見てとれます。

クラウドリースがリファインスができなくなれば事業が立ちゆかなくなることくらい、マネマのT社長も知っているはずですが、マネオ本体に守ることが史上命題な以上、正直マネオファミリーは2の次になっています。

ですのでクラウドリースはマネオマーケットから切られたため、このような状況に追い込まれた。というのが本件の真実でしょう。

クラウドリースは動産担保や手形をもっているので粛々と精算していけばラッキーバンクやみんくれのような悲惨の最期になるとは考えられませんが、今後も注視が必要でしょう。

私個人の感想としては2点

1点目はグリフラのN社長のような不誠実な人間を入れたため、マネオ本体、マネオファミリー、そして投資家は大迷惑を被っています。

その点でやはりグリフラの罪は重い。

2点目はマネオT社長はマネオファミリーの会社や投資家がどうなってもマネオ本体を守りたい

ですので正直起業家としての底が見えたというのが感想です。

そしてマネオマーケットの発表を見ると、クラウドリースや最終貸し付け先に原因があるのようなニュアンスが感じ取れます。

しかし本件はやはりリファイナンスの厳格化が問題の根底にある以上、マネオマーケットに大きな責任があると言い切って良いでしょう。

やはり今後は信頼できる業者に投資を行うということ以外リスクが高いと言えます。

<追記> ついに全てのファンドで遅延が発生しました!

あらたに遅延が発生したのは食品卸売事業者TA社向け案件と衛生用品販売事業者MB社向け案件

すべてのファンドが遅延する。

正直ここまで来るとクラウドリースがそもそもちゃんとファンドを運用していたのか?という疑惑すらでてくる絶望的な状況です。

【延滞発生に関するご報告】食品卸売事業者TA社向け案件
URL https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2601 他

2.経過
本件では、当社の関連会社である事業者Mが、食品卸売事業者TA(以下、事業者TA)に対し設備投資資金のリファイナンスを行うための資金として、総額5,000万円を募集いたしました。
事業者TAは、2018年8月以降約定の元利金の支払いを行って参りましたが、1月末に想定していた取引先からの売掛金の回収について、複数社からの遅延が相次いだことから資金繰りに詰まり、その対応がしきれず延滞に至りました。

【延滞発生に関するご報告】衛生用品販売事業者MB社向け案件
URL https://www.crowdlease.jp/fund/detail?fund_id=2953

2.経過
本件では、当社の関連会社である事業者Mが、衛生用品販売事業者MB(以下、事業者MB)に対し、販売用商品の仕入資金融資を行うための資金として、総額5,000万円を募集させていただきました。
事業者MBは調達した資金で販売用商品を仕入れ、顧客に販売したのち、3カ月後を目安に顧客から回収した販売代金より返済を行う事業サイクルとなっています。
この事業サイクルに基づき事業者Mは資金支援を行って参りました。
事業者MBは金融機関からの資金調達もございますが、一定金額以上の資金需要には金融機関も対応できておりませんでしたので、事業者Mが融資を行って参りました。
事業者MBとしましては、事業者Mからの折り返し融資を同社の成長資金として見込んでおりました。
事業者Mとしても事業者MBの資金需要に対応すべく、当社のファンド資金に基づく融資を実行しておりましたが、事業者MBの想定する増加運転資金の調達を前提とした事業計画に対して、当社のファンド募集が対応しきれませんでした。
それを受け、事業者MBとしても代わりの資金調達手段を模索しましたが対応がしきれず、今回の延滞に至りました。クラウドリースより

まずTA社向けの案件はやっかいです。

売掛金の回収というのはなかなか骨がおれる作業です。時間がかかる。ですがまだTA社向け案件は納得できます。

理解できないのはMB社向け案件。本案件は満額成立しており、増加している運転資金が必要であれば、再度リファインスすれば良かっただけの話です。

マネオマーケットがはしごを外したのか解りませんが、リファイナンスをさせなければこのようになることはわかりきっていたはず。

ついにクラウドリースへの法的措置を検討!事態はさらなる悪化!

 

クラウドリースがこれだけ一斉に個別のファンドが個別で遅延することはあり得ません。(すでに指摘していた通りです。)

残念ながら指摘していたとおりやはりクラウドリースも詐欺の可能性もあると言わざるを得ないでしょう。

投資家各位

「株式会社Crowd Leaseを営業者とするファンドにかかる資金の償還・分配について」

株式会社Crowd Leaseを営業者とする
ファンドにかかる返済金を含む資金の処理につきまして、
4月4日の17時00分頃、確認を要する事項を認識したことを受け、
システム上の返済処理及びそれに伴う結果反映処理を
一時的に停止いたしておりましたが、再開いたしました。

上記時刻に当社が受領した
Crowd Lease社の当社宛の通知において、
Crowd Lease社は、4月10日の配当期日のファンドの支払を停止する、
回収に向けた業務は継続する、今後の対応を弁護士に委嘱したなどとしています。

現在、上記通知の趣旨や背景、Crowd Lease社の財務状況、
ファンドの運用状況などを確認すべくCrowd Lease社に接触を試みておりますが、
詳細を把握する立場にある役職者との接触ができておらず、有益な情報は収集できていない状況です。
また、現時点において委嘱先弁護士の詳細情報につきましても明らかにされていません。

当社は、引き続き情報の収集に努めるとともに法的対応も検討いたしております。
情報収集等について進捗があり次第、
あらためて該当する投資家の皆様にご報告いたしますので、
皆様におかれましては、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

多大なるご心配をお掛けいたしますこと心よりお詫び申し上げます。

2019年4月5日

maneoマーケット株式会社

出典:maneoマーケットメール

これをかみ砕いていうと

代表者が逃げ出しました。私たちマネオマーケットは悪くありません。被害者です。

元本割れしますが、我々の責任ではありません。法的措置も検討するのでそれで勘弁してください。私は悪くありません。

という言い訳じみたメールです。

グリフラ問題からわかるようにやはりマネオマーケットは投資家に対して誠実ではないようです。

4月9日についに投資家への全ての支払いを停止すると発表!

ほぼ全件期限の利益を喪失していたんだから、どうもこうもない!という声も聞こえてきそうですが、本件については私見を述べさせていただきたいと思います。(速報現在の私見です。)

2.経過

4月5日付「株式会社Crowd Leaseを営業者とするファンドにかかる資金の償還・分配について」でもご報告のとおり、4月4日の17時00分頃、弊社は、株式会社Crowd Lease(以下、「CL社」という。)より「4月 10 日の配当期日から全ファンドの支払を停止させて頂きます。」「最大限の回収が図れるよう業務を進めて参ります。」「対応につきましては、追って担当弁護士から連絡を差し上げます。」とする通知を受け取りました。

CL社への接触を試みたところ、CL社代表取締役の武谷勝法氏(以下、「武谷氏」という。)との面会の機会を得ることができました。

当該面会において、武谷氏からは、弊社に対し、改めて今後の対応を弁護士に委任したうえで、今後の方針として、投資家の皆様のご投資資金の最大回収に向け、最終資金需要者に対する法的手続も見据えた迅速な回収行動の実行、その経過の弊社への情報提供の意向があるとの説明がございました。

また、4月8日付でCL社から委任を受けたとする弁護士からの受任通知がございました。この受任通知は、以下の(1)~(5)を主たる内容としております。

(1)CL社・弊社間の契約に基づくCL社の弊社に対する債務の履行等に関し委任を受けたこと
(2)CL社は、ファンドの各投資家への支払を全ていったん停止する判断をしたこと
(3)かかる判断の理由については、改めて弊社に報告等すること
(4)CL社には、現時点で自己破産申立てなどの法的整理手続の意向はなく、新たな営業活動は停止したうえで、回収業務に専念すること
(5)投資家の皆様への説明・報告については、弊社に各種情報を提供のうえ、弊社を介して行いたいこと

 

3.回収の見込み

これまで、弊社は、第二種金融商品取引業者として、投資家保護の観点から、CL社に対して早期の担保権実行等による回収活動を実行するよう要請して参りました。

これに対し、CL社は、即時の担保権実行等について懸念がある旨を主張し、早期の担保権実行等による回収活動は実行されていません。

武谷氏との上記面談では、CL社として事業売却や担保物件の処分による回収をしていく方針との説明はございましたが、かかる方針について、個別のファンドにおける具体的な回収計画の実効性と時期に関しましては確認中でございます。

これを受けて、弊社は、これまでと同様、早期に担保権実行等による回収活動を実行することが重要であると思料しており、この旨を改めてCL社に伝達いたしました。

また、CL社は、今後の回収活動につき担当弁護士の関与をより高める意向とのことですので、弊社より当該担当弁護士に対し、担保権実行等による回収活動を早期に実行するよう要請いたします。

弊社は、今後、関係各所と連携のうえ、早期回収の実現に向けて然るべき対応を図って参るとともに、ファンドに係る貸付債権等の現状、今後の回収に向けた活動の報告などをCL社に要請して参ります。

今後、投資家の皆様にご報告すべき情報を確認できましたら、速やかにホームページ又はメールにてご報告申し上げます。マネオマーケットより

投資家への支払い停止になった理由として考えられる可能性としては二点

グリフラ同様に資金の分別管理ができていなかった

この場合は当然支払い停止になります。資金の分別管理がなされず、他のファンドの出資金がほかの方の分配金に使われていた場合などを指します。

ただ、グリフラの一件から金融庁がマネオファミリーに検査が入りましたが、資金の分別管理の不徹底があった場合、そこで処分されているはずなのでおそらくこの可能性は低いと言えます。(よほど巧妙に隠していた場合は別でしょうが。)

クラウドリースT社長は今全てを投げ出したのでは?

可能性としてはこちらのが考えられそうです。(あくまで速報からの推測ですが。)

というのも今度別に記事にしますが、マネオファミリーというのはマネオ本体で手に負えなくなったファンド(回収できなさそうなファンド)の債権を飛ばすために作られた側面があります。(グリフラなどもそうですね。)

マネオの今まで元本割れがほとんどないというのは、マネオT社長の力ではなく、回収の見込みがほとんどないファンドを外に飛ばしていたからに他なりません。

そして飛ばされるために作られたマネオファミリーですが、グリフラ問題が引き起こるまで、リファイナンスし放題であり、毎月分配のファンドを組成しても問題が無かった。

ですがグリフラ問題発覚後、マネオ本体のみ守れれば、マネオファミリーやファミリー投資家がどうなってもよいと考えるマネオT社長はリファイナンス基準を厳格化。

ファンドは飛ばしてくる。毎月分配は強要してくる。にもかかわらずリファイナンスをさせてくれない。

上記ケースで激怒して飛んだのがガイアファンディングです。

そしておそらくですが、クラウドリース社長も、ここまでファミリーを簡単に切り捨てたマネオT社長に愛想を尽かして、もはや仕事を一切やる気がなくなっている。

その結果の一切の協力をやめたクラウドリースのため、マネオマーケット自身で確認しなければならないことが多くなり、その確認に時間を要するため、一度支払いなどすべてを停止した。

というのが私の読みになります。

クラウドリース投資家はどうすべきか?

まず初めに絶対やらなければならないこと。

それはディポジットのお金をすぐに出金すること。

これはマストです。倒産した場合、破産管財人の元にお金がおかれることとなり、投資家にお金はほとんど返ってきません。

ですので、一刻も早く出金してください。

そしてやはり弁護士に相談し、訴訟の準備をすぐにすすめる。これが重要なのではないでしょうか?

このような姿勢からも、マネオマーケットは投資家を軽視しており、信頼がおける事業者ではないと断言できます。

<追記>

最後の良心からか無料で出金を行いました。

追記!12月のマネオマーケット説明会でクラリ社長は名乗らず!

12月のマネオマーケットの説明会に参加された方に聞いたのですが、クラウドリースのT社長はなのならず、また一切やる気が無かったとのことです。

この名前を名乗らないという行為は金融の世界(というよりどこの世界でも)あり得ません。

このような態度をとった理由は明確です。

マネオT社長からすでに会社をつぶされることを聞かされていたから。

本当に一貫してマネオマーケットのやり方はあり得ません。

グリフラ問題の結果、リファイナンスを厳格化し、そして多くの投資家や事業者に損害を与える。

はたしてこれが金融事業者のやるべきことでしょうか?

1月3日までファンドを募集!1月7日に期限の利益の喪失は誠実の業者ならばあり得ない

これは完全にラッキーバンクやみんなのクレジットと同じです。

最後の最後まで投資家からお金をかき集め、突如として期限の利益の喪失。

その後一年近くプロレスを投資家に見させて、サービサーに売却。

完全にソーシャルレンディング業者で詐欺を行う業者がやるやり方です。

1度も返済されてないファンドに投資した投資家は詐欺の可能性に問える可能性あり!

というのも返済するつもりがないのに募集したのであれば一項詐欺に問えますし、ファンドに実際出資していなければ出資法違反に問えます。

ただこのような罪を成立させるためには積極的に司法を動かす必要もあります。マネオT社長がなんらかの対策を打っていないというのも考えずらい。

ただあくまで可能性ではありますが、詐欺罪に問えることは明記しておきます。

 

クラウドリースが仮に詐欺でなくとも企業体力がなさすぎる。

仮に詐欺目的でなかったとしても次なる問題点はクラウドリースの企業体力のなさになります。

平成29年の財務諸表で純利益わずかに174万。そして資本金1億程度の企業。

その会社が度重なる遅延でファンドレイズができず、新たにお金が入ってこない状態で、人件費や光熱費を支払わなければならない。

冷静に考えてください。お金の回収作業に入る企業体力が、クラウドリースにはありません

(6割回収できる!と何故か毎回マネオマーケットの不祥事に対して非常に甘い見通しを書く方がいらっしゃいますが、私にはとても6割回収できる未来が見えません。なんとなくそう思うではなく、客観的根拠をもとにその回収可能性について記載して頂ければ幸いです。)

本件の救いはサービサーへの売却ではなく、弁護士への回収委託!

この点が今までの詐欺を行ったみんなのクレジットやラッキーバンクと異なる点でしょう。

クラウドリースは上述の通り、企業体力がありません。ですので回収はまず不可能。

ですがパチンコファンドなど実態(ものが)ある点がまだ救い。

そして債権の回収は弁護士を通じて行われます。

これはどういうことかというと、弁護士に回収手数料を成功報酬から支払い、残りをクラウドリース投資家で分ける。ということになります。

無論弁護士に回収手数料を支払う&クラウドリースの投資先からどれほどの額を回収できるかわからない。というため、元本が全額返ってくることはあり得ません。

ですが、最悪の事態であるサービサーへの売却が行われない。という点で今までの詐欺の会社とは異なります。

(今までと異なるからと言って決してポジティブになれる要素はありませんが。)

まあ本件も詐欺にしろ、詐欺でないにしろ投資家にとって最悪に近いケースの出来事といっても過言ではありません。

これらはすべてグリーンインフラレンディング事件より発生しています。

つまり投資家やマネオファミリーがどうなってもマネオ本体だけを守りたいT社長が、金融庁におもねるために、リファイナンス基準を厳格化。

その結果ファンドレイズができなくなったCFFやクラウドリースやガイアファンディングが吹っ飛んでしまった。

この事件は正直言って投資家に責任はなく、全てはマネオT社長とグリフラN社長が引き起こした、人為的災害といえるでしょう。

このようにマネオはもはや信頼できる業者ではないと断言しても構いません。

そこで最後にマネオと同じスキームを使いながら、信頼度が全く異なる会社を紹介したいともいます。

信頼度という点ではFUNDsは別格の企業!

2019年の1月23日より運用を開始するFUNDS。

正直に申し上げてこの業者は別格の信頼度を誇る超有力業者と断言しても問題ありません。

ァンドの組成の仕方がマネオと同じですが、ファンドの内容の信頼度が全く違います。

まず社長の藤田氏ですが、早稲田大学を卒業後、サイバーエージェントに入社。

その後先ほど上述したクラウドバンクの取締役に就任し、ベンチャー企業ならではのスピード感を体感。また客観的な評価としては巨大な会社の基礎部分を作ったという実績がすばらしい。

また周囲の人物も東大卒、京大卒の方や、起業の経験を多く持つ人物など、怪しい要素が皆無の、信頼に足る人物で固められているという点もGOODです。

このように事業者としてのリスクは皆無と言えるFUNDSですがココの案件として信頼できます。理由としては

1 FUNDsはプラットフォームのみの貸し出しで身内貸しをしないと明言している。

2 FUNDsが融資を行うのは上場企業に準ずる大手企業のみ(貸し倒れのリスクが低い企業体力がある大企業のみ。この点が別格の信頼度と言えます。)

3 上述する企業でFUNDSが融資をおこなう会社としてはデュアルタップや、アイフル。その宣言通りの大企業のみファンドを組成する。

4 maneoと異なりノンリコースローンではない。つまり最終貸し付け先のリスクは投資家が負わなくて良い。(超重要!)

はっきり言ってしまえばこのレベルの会社であれば数年後上場しててもおかしくない。
それくらい別格の信頼度を誇る会社と言えます。

特にすばらしいと感じるのは理由の2、3、4

まず理由の2の融資を行うのは上場企業またはそれに準ずる大手企業のみ(その宣言通り貸し付け先がデュアルタップやアイフルになります。)

(図のようにソーシャルレンディングほどの利回りはありません。ですがソーシャルレンディングほどリスクがない&事業者としての信頼度が抜群で利回り5%近くあれば私は喜んで投資を行います。)

事業者リスクも避けられ、貸し付け先も限定されるというのは画期的な仕組みと言えます。

FUNDsがおこなうノンリコースローンファンドではないという意味!

これは本当に画期的なシステムです。ノンリコースローンとの違いを簡単に言うと最終貸し付け先の状態に依存しないということになります。

例えばアイフルに出資した場合、当然の事ながらアイフルはそのお金を元にさらにお金を貸し付けます。
万が一その最終貸し付け先がお金を返せなかったとしても、その負債はアイフルが負い、我々投資家への返済義務を負います。

これがマネオのノンリコースローンとの異なる、最終貸し付け先のリスクを我々投資家が負わなくても良い点!

アイフルやデュアルタップの財務状況的に急に何かがおきるというのは一切考えられません。この点でFunds
は別格の業者のひとつであると言えます。

 

下記公式サイトで無料で口座登録可能です。(私も登録したのですが、数分程度で登録できました。)

Funds公式サイト

 

また下記が信頼できるソーシャルレンディング業者の一覧になります。
参考にしてください。

ソーシャルレンディング事業者比較!信頼度ランキング!

 

 

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