maneo ソーシャルレンディング

maneo(マネオ)滝本社長が退任して約1年たった所感。投資家に朗報であったが納得はいかない。

はいどうもソーシャルレンディングの通知簿の運営するエニートです。

<追記>

maneoの滝本社長が退任されてから約1年が経ちました。

その間maneoはjトラストと協業し、遅延している案件に関してはパルティール債権回収株式会社が介入することで回収の兆しを見せています。一方グリーンインフラレンディングやクラウドリース。そしてmaneo本体の川崎ファンドなど投資家に大損害を与えるのを確定しておきながら、一度も表舞台で説明会も開かず、ブログを一度更新したのみで逃げた滝本社長の姿勢に納得していない投資家が大多数。

またオルタナバンクと株式を交換したことで約2億の利益を得ている件についても追記したいと思います。

<以上>

今回はやや遅れてしまいましたが、マネオの滝本社長が退任したことについて記事にしていきたいともいます。

このニュース自体は確かにポジティブな要素と捉えて問題なさそうですが、気になる点もおおくあり、全面的にgood newsとは決して評価できません。

またマネオ滝本社長の問題発覚時以降の雲隠れや、不誠実な対応を考えれば、決して英断とはいえないでしょう。

ですので今回はポジティブな面とネガティブな面を客観的に話していきたいと思います。

Contents

マネオ滝本社長が退任されると発表されました。

ソーシャルレンディング業界をここまで押し上げたのは滝本社長の功績でしょう。

ですがその後プラットフォームビジネスでもうけにはしすぎた結果、グリフラ問題を引きおこし、リファイナンスを厳格化したことで多くのマネオファミリーやマネオファミリー投資家に大損害を与えている。

この点を考えれば、決して手放しで評価できない。少し厳しいかも知れませんが、他の誠実にファンドを運営している業者にとってはマイナス的な側面が大きかった。という評価です。

ソーシャルレンディング最大手のmaneoマーケット(株)(TSR企業コード:297202863、千代田区)は3月29日、代表取締役社長の瀧本憲治氏の役員からの退任やスポンサー企業の選定など全般的な経営体制の見直しの検討を進めていることを公表した。
maneoマーケットは2018年7月、ファンドの虚偽記載などで金融庁から業務改善命令を受けていた。同年12月、業務改善に対する助言などを行う経営改善委員会が組織され、今回、経営改善に向けた提言書の骨子をmaneoマーケットは受け取った。
提言書では、投資家保護が徹底される経営体制の構築や営業者及び個別の投資案件に対する審査の厳正化、投資家への正確な開示、業務改善計画に沿った対応、営業者によるファンド資金分配の適切な対応などをあげている。
さらに提言書には瀧本社長の業務へのけん制もあげられている。そのため、maneoマーケットは瀧本社長の退任と同氏が保有する株式を売却することを検討。株式を売却するスポンサー企業の選定を進めていることも明らかにした。
スポンサーには金融商品取引業者か金融商品取引法に精通した経営陣を有し、現経営陣と利害関係を有しないことなどの選定基準に沿ってすでに複数のスポンサー企業からの提案を検討しているという。
maneoマーケットは3月8日、投資家から訴訟が提起されたほか、多発するファンドの延滞などが影響して信用が低下している。業界最大手ソーシャルレンディング業者として、社長退任やスポンサー選定など抜本的に管理態勢を変更し、信頼回復を目指していく。TSRより

今現在の状態から復活できるのか?無理ではないか?と思われる方もいるかも知れませんが、これまでソーシャルレンディングを引っ張ってきた実績や、今でもなお集金できるというブランド力を考えれば、マネオが復活する未来は決してないわけではありません。

となると今現在からのいい加減な業者ではいけない。

だからこそマネオ滝本社長には退いて貰う。

これはあり得る話でしょう。

マネオ滝本社長の退任がポジティブだと評価できる側面

申し訳ないですけど、マネオ滝本社長はグリフラN社長と懇意とする。マネオ自身も担保の査定が一切できていなかった。またマネオ本体を存続させたいが為に、マネオファミリー投資家を完全に見限っている。

このような点でとても誠実に業務を行うという意味での経営者としての適正は相当低い。(ただし清濁併せのむのが求められる業界では重宝されると付記しています。決して無能な人物ではありません。)

もし本当にマネオが投資家から再度信頼を得る業者になるのであればマネオ滝本社長の退任は不可欠

そう思っていた矢先に、取締役退任と株式の売却。

これでマネオが滝本社長のワンマン企業から、大きく脱却できた。

この点はやはりポジティブに評価して良い側面でしょう。

またマネオは各種有名VCからの出資を受けています。

maneoマーケット株式会社の株主は以下の皆様です。

個人的にはGMOかSMBCあたりが筆頭株主になってくれれば信頼度は格段にアップするので希望しています。

こうやってみるとそうそうたるメンバーの会社が並んでいます。ここからの支援を取り付けた滝本社長の手腕も見事であったと評価できるでしょう。

上記点がマネオマーケットの存続においては非常にポジティブだと評価できる点。

では逆にネガティブだと判断する理由は何なのでしょうか?

滝本社長の退任がネガティブだと評価できる3つの理由!

大きく分けて3つ理由があります。

マネオの一連の問題に一切けりをつけずに退任する。

グリフラを筆頭とするマネオファミリーへの問題(クラウドリース、ガイアファンディング、CFFを含みます。)に対して、一切の説明も責任もとらず、このまま雲隠れしていします。

社是である誠実はどこにいってしまったのか?という対応です。

マネオグループの訴訟から逃げるのが目的なのでは?

他の方も指摘していましたが、私も同意見です。

今現在の訴訟はマネオマーケットに行われていますが、滝本社長にたいして行われているものは今現在ありません。

辞めるのであればいまでしょう。

またグリフラは資金の目的外流用がされていますからね。この裁判はどう考えても投資家が勝つでしょう。

そのような裁判の結果の責任をとらず、この時点で退任するというのはどう考えても逃げているとしか思えない。

マネオの一連の問題の責任の所在がわからなくなる。

今までの滝本社長の対応が誠実であったとはとても思えません。

だからこそ、今後退任によって責任の所在がわからなくなった後、滝本社長は退任したから一切の責任はないと主張する可能性も十分考えられます。(というか雲隠れしている以上それもあり得るでしょう。)

そもそも今滝本社長はどこにらっしゃるのでしょうか?

それがわからない以上、この報告をポジティブに受け取るわけにはいかないでしょう。

結論!更に問題が発覚しなければ退任はポジティブよりだが、ネガティブにもなりうる!

上述したとおり、ポジティブな要素は十分含んでいます。

ですがさらに大きな問題が発覚して大変な事態になることも考えられます。

我々投資家としてはやはりマネオを監視し、問題や不正が発覚したら金融庁に相談や、投資家同士が連帯して問題に取り組む。

そして再建の目処がたつまでマネオへの投資は控える。

これが投資家にとっての一番の選択でしょう。

そもそもですが、不祥事が発覚以来、表舞台で説明を果たすのではなく、身を隠すことに徹ししていた滝本社長を誠実だ!これがマネオ復活ののろし!と解釈するにはいささか無理があるでしょう。

やはりマネオ投資家の大切な資金は償還の度に抜いていくのが正しい戦略といえます。

追記!maneo滝本社長が退任して1年!パルティール債権回収株式会社は大活躍!

これがもっともポジティブなニュースです。

回収に一切動いていなかったmaneoと異なり、パルティール債権回収株式会社が回収を担当し始めて一気に回収案件が動き始めました。

maneoの遅延ファンドについてパルティール債権回収株式会社が動くことになりました。

もう1年以上も回収に対して何の動きがないがないmaneoの債権回収能力を期待するだけ時間の無駄でしょう。

パルティール債権回収株式会社と提携のお知らせ

そしてこの発表があってから2ヶ月。ガイアファンディングや川崎ファンドなど回収が相当難しいファンドは別として、国内でも回収可能性が高そうなファンドについては動きがありました。

例えば兵庫県の宝塚案件ではEH社から約5,590万円の一部返済金を受領。

また千葉案件に関してはパルティール債権回収株式会社がJ社弁護士と面談をおこなったとのこと。

3.回収の見込み
当社及び事業者C社は、引き続き不動産事業者Jの売却による返済を誘導していきますが、
上記のように債務整理を目的として弁護士が介入したことにより
不動産事業者J社の法的整理も見据えた対応となる可能性が高い状況です。
本物件の購入検討者にとって、金融機関からの融資による資金調達の可能性は低下している状況でもあり、
必然的に現金での購入客に頼る販売活動になっております。

国内案件はパルティール債権回収株式会社に任せても良さそうです。

絶望的なmaneo川崎案件も貸金返還請求訴訟をおこすなど積極的に動いている点も評価できます。

これが唯一の突破口なんじゃないんですか?

絶対に売れないような土地のファンドです。詳しくはmaneo(マネオ)川崎ファンド競売失敗!元本割れ!20億遅延今後どうなる?サービサー売却か!?

上記記事をご参照ください。

 

1.回収活動状況について

本件回収活動状況について、パルティール社より報告を受けた内容をご報告いたします。
対象物件に対する第3回目の競売入札が2月5日~同月12日まで行われました。開札結果は不売でした。
この結果を受け、同月27日からの特別売却手続きに移行いたします。
競売手続きは続行いたしますが、あわせて、パルティール社から不動産事業者CU社に対して貸金返還請求訴訟を提起いたしました。
第1回口頭弁論期日は3月18日となります。

maneoマーケットのメールより

第1回口頭弁論期日は3月18日とのこと。

状況がわかり次第再度記事にしていきたいと思います。

貸金返還請求訴訟が勝訴するかどうかは契約書などを見なければ解りません。

個人的には(というより全投資家は)パルティールが勝訴して頂き、投資家資金を取り戻す。というのが理想でしょう。

貸し付け先であったA社も市街化調整区域で担保価値などないことをわかった上でmaneoのコシオ氏&滝本氏の無知を利用し、まんまと16億をせしめて、一度も返済しなかったわけですからね。(そしてmaneoはその事実を5ヶ月隠しました。この時点で投資家に対して誠実さのかけれもありませんが。)

A社も悪意の塊であったと言えます。

ただし法律面は話が別。契約書に担保が市街調整区域であり、ノンリコースローンであると明記されていればもうどうしようもないんじゃないんですかね?

ですがコシオ氏やmaneoを錯誤させたという明確な証拠があれば話がべつ。

A社が告知義務違反やmaneoを錯誤させた。その他法律違反があるのを期待したい。

投資家資金が取り返せるかどうか。それは裁判所が告知義務違反を認めれてくれるかどうかにかかっています。

本当にとんでもないファンドをmaneoは組成してくれました。担保査定をせず、遅延の事実を5ヶ月以上隠して社是が誠実ですか。

信じられない会社ですね。

そしていえるのはマネオ前社長が退任し、パルティール債権回収株式会社が債権回収を担当することになって大分maneoの債権回収が納得できる形で見える化したこと。

前maneoであれば貸金返還請求訴訟など法律のことを一切知らなかっただろうし、行動できませんでした。それに比べれば賛否両論もありながらも、パルティール債権回収株式会社が債権回収を担当してくれて本当によかったな。というのが私の感想です。

maneo滝本社長は責任を一切取りませんでした。

一年たった今だから言えます。

グリーンインフラレンディングやクラウドリース。そしてmaneo本体の川崎ファンドなど投資家に大損害を与えるのを確定しておきながら、一度も表舞台で説明会も開かず、ブログを一度更新したのみで逃げた滝本社長の姿勢。

これから導き出されるのは彼は会社を経営する器ではなく、責任感もなし。そして当ブログで指摘してきたように損害は投資家にかぶせれば良い。というスタンスであったことが改めて浮き彫りになった形です。

再度になりますが私は滝本氏がmaneoから離れ、パルティール債権回収株式会社が担当したことは大変ポジティブなニュースであったと解釈しています。ただそれは投資家としての考え方であり、一個人としてはmaneo滝本氏に納得していません。

滝本氏は約2億でmaneoを売りました。そのお金は投資家の涙でできています。

一時期は上場し、時価総額100億にいくのでは?といわれていたmaneoでしたが、不正発覚以降その上場というシナリオは立ち消えになりました。

滝本氏からすれば100億稼げず、株を買いたたかれた。2億しか稼げなかった。と思っているのかもしれませんが投資家からすれば納得できません。

川崎ファンドなど担保査定をしていなかったし、沖縄ファンドも同様です。グリフラ問題もはっきり言えば不正。そのようなファンドを組成しておきながら、投資家に説明責任を果たさず、2億という果実を手に入れた。

法律面などでは納得していますが、一個人としては私は全く納得しておりません。

彼は責任を一切取りませんでした。

 

<追記>

追記になりますが、やはりマネオの川崎ファンドの失態や、グリフラ問題での不誠実さ。そしてマネオファミリーに対する対応などを考えるとやはりマネオが誠実であったとはとてもいえません。

また滝本社長が問題発覚以来雲隠れをしていることを考えると、やはり今の投資家にとってはネガティブよりのニュースと言えるでしょう。

(今後の投資家にとってはマネオが再建されたのち投資できる可能性もあるのでポジティブになるかもしれませんが。)

そして私が何故投資をするのであれば、maneoよりFundsのが圧倒的に信頼できると常に断言しているかといえば破産法にも関係しています。

マネオが倒産したらどうなるのか?というのが気になる方は下記リンクをご参照ください。

maneo(マネオ)が倒産した場合投資家の資金はどうなるのか?

上記記事にくわしい解説があります。

要点をまとめると、maneoが破産した場合投資家は破産法の関係上、投資家資金は破産管財人の元に組み込まれて、大損する可能性が高い。

しかし一方fundsの場合破産管財人の元に組み込まれる可能性が低い。というのがシステム上の大きな違いになります。

管理人一押しのFUNDsが何故この破産法と関係しているのか!?

それは運用のシステムの違いが関係しています。

つまりどういうこと?と聞かれるとFUNDsは運用中のファンドの資金はfundsに組み込まれず、貸し付け先が潰れなければ投資家にお金が返ってきます。(ディポジット分はmaneoと同様に組み込まれます。ですので常に貸し付けている状態にしていれば問題ありませんし、まあ仮になにかあったとしてもすぐに出金すれば良い。マネオの場合は運用中でマネオが倒産した場合返ってこないので、この点で大きく異なります。)

アイフルやデュアルタップのファンドの組成の仕方をみればfundsは安全性という面では間違いなく段違い。

この運用中に万が一があっても、投資家が安全という点で、私はfundsを別格の企業と申し上げているわけです。

最後に再度になってしまいますが、何故FUNDsがおすすめなのかも別の角度からもおさらいしたいと思います。

 

FUNDsがマネオと異なり圧倒的におすすめな理由

fundsとマネオ本体そしてマネオファミリーとの違いを記載していきます。

 

1 FUNDsはプラットフォームのみの貸し出しで身内貸しをしないと明言している。(グリフラと異なります。)

2 FUNDsが融資を行うのは上場企業に準ずる大手企業のみ(企業体力のない会社に貸し付けをおこなっているクラウドリースやCFFと大きく異なります。。)

3 上述する企業でFUNDSが融資をおこなう会社としてはデュアルタップや、アイフル。その宣言通りの大企業のみファンドを組成する。(運用中倒産するリスクが段違い。)

4 maneoと異なりノンリコースローンではない。つまり最終貸し付け先のリスクは投資家が負わなくて良い。(マネオ川崎ファンドで大損が確定したのはノンリコースローンのため!)

また株主からお金を引っ張っている状況から考えてもFUNDの数年以内の上場は固い。(というより株主の出資状況から上場は決まっています。)

それくらい別格の信頼度を誇る会社と言えます。

特にすばらしいと感じるのは理由の2、3、4

まず理由の2の融資を行うのは上場企業またはそれに準ずる大手企業のみ(その宣言通り貸し付け先がデュアルタップやアイフルになります。)

(図のようにソーシャルレンディングほどの利回りはありません。ですがソーシャルレンディングほどリスクがない&事業者としての信頼度が抜群で利回り5%近くあれば私は喜んで投資を行います。)

クラウドリースやグリフラは年利10%を超えていましたが、こんな状況になっている。そしてマネオ本体は担保査定能力が一切ないと考えれば、この貸し付け先で年利5%は非常に魅力的。

事業者リスクも避けられ、貸し付け先も限定されるというのは画期的な仕組みと言えます。

FUNDsがおこなうノンリコースローンファンドではないという意味!

これは本当に画期的なシステムです。マネオ本体やマネオファミリーの行うノンリコースローンとの違いを簡単に言うと最終貸し付け先の状態に依存しないということになります。

(ちなみにマネオの川崎ファンドはノンリコースローン。担保価値を誤魔化され、2億程度の土地を担保に16億を取られました。しかしノンリコースのため請求ができない。よって間違いなく元本は大幅棄損します。)

つまりFUNDSの間に大企業がはいり、そこが最終貸し付け先に貸し付けます。

その最終貸し付け先が万一返済できなかった場合、貸し付けをおこなった大企業が返済の義務を負う。

(正直デュアルタップや、アイフルで何かおきてしまうということは考えられません。)

このような場合当然デュアルタップ社はアイフル社はその貸し付け先に対して徹底調査をおこないます。

だからこそ不正問題は起き得ません。

(何か問題があったため、間の大企業が責任をとらないければならないため。)

正直言ってしまえば、Fundsがマネオマーケットからシェアを奪うのは時間の問題でしょう。

下記公式サイトで無料で口座登録可能です。(私も登録したのですが、数分程度で登録できました。)

Funds公式サイト

そして投資はかならず信頼できるというエビデンスがある業者。

例えば不動産型クラウドファンディングや匿名化解除に対応を表明している。または上場企業のサービスの業者にのみ投資をおこなうべきでしょう。

下記が私管理人が自信をもっておすすめできるソーシャルレンディング業者の一覧になります。

ご参考にしてください。

 

第一位 ソーシャルレンディング事業者比較!おすすめできる安全な業者はどこ?!

第二位 2019年ソーシャルレンディングは高信頼度業者にのみお金が集まる!高信頼度業者はココだ!

第三位 不動産投資クラウドファンディング徹底比較!おすすめ業者ランキングベスト3!

第四位 FANTAS fundingのファンドが年利10%越え!怪しい?信頼度は?10%越えがあり得る理由!

第五位 投資初心者に何故OwnersBookがおすすめ?年利14%の真実とは!?

 

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